会社を辞めて一番何から解放されたのか

会社

約35年勤めた会社を退職して約1ヶ月が経った。
日々「あー今日も気分が軽いなー」と感じる時、自分は一体何から解放されてこんなにも身軽になったのだろうと思う。
性格自体が明るくなった気がするし、鏡を見ても爽やかな表情をしている気がする。

まず思い浮かぶのが「人間関係からの解放」である。
退職時点で、正直会うのが苦手だったりできるだけ関わりたくないと思う人達が周りに多すぎた。
その人達ともう永久に関わらなくて済むのが何しろ大きい。いずれまた、はもう2度とないのである。会うことはおろかメールのやり取りさえしなくていい。

在職中、苦手な上司や同僚とはちょっとしたメールのやり取りをするだけで気持ちが落ち込んでいた。たとえ文面に悪意や攻撃の意図を感じなくてもなぜかメールを受け取るだけで気分が重くなる。単なる事務的な文面であればあるほど送信者に責められているようで辛かった。
何かと気にし過ぎな自分の性格のせいもあるかもしれない。
でも嫌なものは嫌だったのだ。

そう考えると、人と直接のやり取りをしない作業としての仕事は決して嫌いじゃなかったなと思う。少々複雑な手間のかかる仕事だったとしても、それらの仕事から解放されて嬉しいと思うことはほぼ全くない。それどころか楽しい作業もけっこうあったよな、と思う。なんだか残念なことだ。

次に働くときは人間関係の良い職場で働きたい。でもその時は仕事自体に苦痛を感じ始めるのかもしれない。
どうなのだろう?

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