なぜか人に嫌われてしまうという人は、自分が育った家庭環境を振り返ってみてはどうか

生き方

周囲の人達と真面目に付き合い誠実に接しているのになぜか友達ができない。いつも「ぼっち」で辛いという話をよく聞く。
自分もそうだった。思春期の頃から何も周囲の気に障るようなことはしていないのに嫌われてしまう。
大人になってからも会社の飲み会などで気付けば周囲に誰もおらず、自分一人ぽつねんとしていることが多かった。何だか敬遠されている気がした。

ずっと自分の生まれ持った性格が悪いのだと思っていた。
自分が実は嫌な奴だから人と付き合いにくくて友達もできないのだと思い込んでいた。

でも実際に「人を寄せ付けない」雰囲気を放っていたのだと思う。

その後性格についての色々な本を読みまくって少しづつわかってきた。
ある種の家庭環境で育った人間はどこかしら自ら人を遠ざけてしまうような空気を身に纏ってしまうのである。
私の場合はやたらと世間体や見栄を気にする家族の中で育った。親から「友達を大切にしなさい」と言われて育つか「友達は皆競争相手だ」と言われて育つかで性格は大きく違ってしまう。後者に心を許せる友達ができづらいのは想像に難くない。

人とうまく付き合えないのは自分の性格が悪いせいではない。
そう気付いただけで少しづつだが人との距離が縮まり始めたと思う。

そう単純なパターンや原因ばかりではないのだと思う。相手との根本的な相性の他色々原因がある場合もあるだろう。
でも、なぜか自分から人が離れていってしまう、人から敬遠されやすいという人は、全てを自分の性格のせいにするのでなく生まれ育った環境のせいにすることを一度考えてみてはどうだろうか。

本屋さんに行けば、自分が今の性格になった原因を育った家庭環境から探ることについて書かれた本がたくさん並んでいる。

悩んでいる方は一度手に取ってみてはいかがだろうか。

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