先日無事退職願が会社に受理され退職することが確定した。
自分は心配性なので退職にまつわる諸手続きを早めにかつ漏れなくしておきたい。
中でも重要な手続きの一つである健康保険をどうするか検討して決めたが、その背景と理由を書いておきます。
いくつかある選択肢のうち自分は任意継続健康保険(以下「任継」と表記)への加入を選ぼうと思う。
自分の前提条件は以下の通り。
・退職時点で会社の健康保険に約35年間加入してきた。
・当面転職して他の会社に勤務する予定はない(転職するなら転職先の健保に加入)。
・妻が自分で勤務先の健康保険に加入しているが1ヶ月後に退職予定である。
選択肢として以下の3つが考えられるが自分は1つめの任継を選択予定。
・現在の会社の健康保険組合への加入を継続する(任継に加入)。
・国民健康保険(いわゆる「国保」」)に加入する。
・配偶者(妻)が加入中の健康保険制度の被扶養者になる。
任継の加入条件とメリット・デメリットは以下の通り。
・加入条件
①被保険者であった期間が2ヶ月以上あること。
②退職日の翌日から20日以内に現在加入中の健保組合へ「健康保険任意継続被保険者資格取得申出書」を提出すること。
・メリット
①妻が退職後に私が加入する任継の扶養に入れられる。扶養に入れた後は妻の分の保険料の支払いが不要となる。国保には扶養という制度がないのでこれは大きなメリット。
②現在の健康保険から受けている様々な給付(国保に比べて様々なプラスアルファがある)を継続して受けられる。
③一般的に国民健康保険より給付や保険料の面で有利なケースが多い(前提条件によって異なるので各自で事前に確認した方がよい)。
・デメリット
①最長で2年間までしか加入できない。
②保険料について、退職前は本来の保険料の約半分を会社が負担してくたが、これがなくなるので約2倍になる。(国民健康保険の保険料と比較したいが、計算方法が異なるので一概に比較できない)

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