私にとって退職するのは大変なことなのかを考えてみる

会社

30年以上勤めた会社を休職のまま退職予定です(まだ会社には正式に伝えてませんが)。「入社と結婚は似ている」と聞いたことがあります。だったら退職は離婚と同じと言えなくもないのかなと。退職なんて離婚することの大変さとは比べたら大したことではないとも思うのですが。

テレビか何かでベテランのご夫婦がインタビューで夫婦円満の秘訣を聞かれ「辛抱の一言」と旦那さんが答えていたのを覚えてますが、私は今まで会社で辛いことがあった時にこのことを思い出して「入社した頃は将来を思い描いて幸せだったけど、嫌なことが日々重なって徐々に相手のことを嫌いになり、毎日辛抱しながら過ごさなければならないのは確かに結婚と似ているのかもしれない」とたまに思っていました(幸い自分の結婚生活自体は過去も今も順調ですが)。

離婚は他の家族の人生までを巻き込んだり住む場所も変わったりとその大変さは退職などどは全く比較にならないことなのだろうと思います。ですが私は会社には何十年もの間毎月給料をもらうという経済面の他、組織に所属することや社内の人との繋がりから精神の安定や日々の平安を保ってきた面が大きいと思います。なので、退職が確定したら今以上に不安や心細さに襲われるのかもしれない。

それでも自分が自分らしく生きていくために自分で選んで信じた道を行くのが一番だと思うから今はその不安や心細さを受け入れて前に進むしかないとも思うのです。

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